私は、歌舞伎オタクで高校生の頃から10年以上様々な劇場に通っています。
歌舞伎座・新橋演舞場・御園座・南座、小さな劇場に行くこともあります。
どこの劇場も雰囲気があって大好きですが、初めて行ったときは敷居が高いイメージがあって緊張した記憶があります。
これから行く予定・行ってみたいなと思っている方で、
どんな服装で行ったらいいのかな?
みんなはどんな格好でくるんだろう…場違いにならないかな…
このような気持ちの方もいらっしゃると思います。
そんな不安を無くして、初めての歌舞伎・初めての劇場に行くことが楽しみになるようにおススメの服装・注意するポイントについてお伝えしていきます♪
※歌舞伎だけでなく、様々な舞台観劇の際に参考になる内容になっています☆
歌舞伎を観に行く時の服装
最初に一番大切なことをお伝えします。
周りに迷惑をかけなければどんな格好でも大丈夫
カジュアルな服装・カジュアルな気持ちで歌舞伎へ
本当にいいの?
と思われるかもしれませんが、実際は思っている以上にラフな格好で観劇に来られている方が多いです。
歌舞伎役者さんが、
ラフな格好で来ていただいて大丈夫です。
とおっしゃっていたこともありました。
ジーパンやTシャツ、冬でしたらパーカーなどの服装でも全然大丈夫です。
私もラフな服装で行くこともあります。
歌舞伎を観に行くことは昔から庶民の娯楽ですので、気軽な気持ちで楽しみましょう。
しかし、少し注意した方がいいポイントもあります。
観劇時の服装について丁寧に解説しますので、最後まで読んでもらえたらと思います。
おススメの服装
いつもより少しおしゃれな恰好
カジュアルな格好でももちろん大丈夫なのですが、
やはり舞台を観に行くのは、非日常の空間に浸ることができる特別な時間です。
なので、
おしゃれをすることでテンションが上がるという方は、劇場の雰囲気を楽しむためにもおしゃれしていくことをおススメします。

どんな服でも大丈夫なのですが、実際は…
例えば…
歌舞伎座の1階桟敷席・前方の列は着物率も高めで、上品な服装の方が多いです。
逆に、3階席はラフな服装の方が多いです。
なので、周りが気になる方は…
まず3階席に入って全体の雰囲気を知るという事もおススメです。
私のおススメのおしゃれ
★着物を着る
普段から着物を着られている方はとても素敵ですが、私にはできません。
しかし歌舞伎の観劇であれば他に着ている方もおり、劇場にも馴染むため気軽に着ることが出来ます。
着物を持っていない方でもレンタルをして気軽に楽しむという選択肢もあります。
私が着物で観劇した時の感想は、
観る側も適度に緊張感があって集中して観劇できたり、歌舞伎の世界にのめり込めて、とても印象に残っている公演の一つです♪
着物のレンタルができるお店は京都が多く、京都「南座」に行かれる方はおススメです。
私も南座に行った際に着物で観劇したこともあります。
東京や名古屋でも着物レンタルができるところはありますので、興味を持った方はぜひ検索してみてください。

じゃらんで「着物 レンタル (場所)」と検索をすると、レンタルができるお店が見つかります。
自分や周りに着付けができる方がいらっしゃれば、着物をネットでレンタルするという選択もできます。
こちらでは着物を10,000円以下でレンタルすることが出来ます。
都内は比較的着付けまで行ってくれるところは高価なところが多いので、ぜひ検討してみてください。

★疲れにくい服装
最近は、コロナ渦の影響もあり時間が短く区切られている場合も多いですが、以前は半日がかりで観劇することもありました。
例えば・・・
2018年12月公演 昼の部は、
11:00~12:20
12:50~13:52
14:02~14:48
15:03~15:40
上記4演目、公演時間だけでも3時間半を超える長丁場の舞台観劇でした。
そのため、疲れにくい服装を着ていくというのも大切なポイントです。
現在も休憩挟んで3時間公演・休憩なしの2時間公演はよくありますので、長時間座っているのが辛い恰好はやめておいた方が無難です。
頑張って着物で行っても、
着物が苦しくて、舞台を観るのに集中できなかった・・・
これでは、もったいないですよね。
おしゃれも大事ですが、観ることに集中できる服装で行くことも楽しむコツです。
服装選びで注意するポイント
舞台を観劇する時に重要なのは後ろの人の迷惑にならないこと。
前の人の服装や髪型で後ろの人は想像以上に見にくくなってしまいます。
皆さんが気持ちよく観劇を出来るように気をつけて服を選びましょう。
特に髪型や帽子・髪飾りなど、頭の上につけるものは要注意です。
段差の緩やかな劇場では、髪飾り一つで後ろの席の人は、役者の顔が全く見えないという状況があります。
また、座るときに前かがみになることも後ろの人が見にくくなり、迷惑をかけてしまいます。着物の帯で背中を椅子にくっつけられない場合も同様の状態になります。
着物で観劇する場合、帯と髪留めに気をつけて、髪型も頭の上に盛るのは控えましょう。
服装以外の準備するもの・こと
歌舞伎を観に行く際は服装だけではなく、持ち物も気になると思います。
そこで、簡単なチェックリストを作りました。
忘れ物が無い様に準備をして、素敵な時間を過ごすことが出来れればと思います。
歌舞伎を観に行く時の持ち物

事前に行っておくこと
服装・持ち物以外にも準備をしておくことがあるので、事前に必要な準備についても解説していきます。
歌舞伎の特徴として同じ演目を何度も行うことが多いので、事前に話のあらすじを知ることが出来る場合が多いです。
他の舞台ですと「ネタバレはしたくない!」という事も多いと思います。
しかし歌舞伎は、
事前にあらすじを確認しておくと、言葉が理解できなくてもわかりやすい♪
狂言などがもとになった話ですと、古典の言葉が難しいので事前にあらすじを知っておくことでより内容が理解しやすくなります。
「歌舞伎って難しそう・・・話が分かるか心配・・・」
という方は、事前にあらすじを調べておくことをおススメします。
また、後方列や2階・3階席では、双眼鏡が無いと表情までしっかり楽しむことが出来ません。
双眼鏡は良いものを選ぶと見え方が全く違います。
貴重な機会をより楽しい時間に出来るように、自分に合った双眼鏡を見つけてみてください♪


いかがでしたでしょうか?
歌舞伎に行くの楽しみになってきた♪どんな服を着ていこうかな♪
そんなに気負わずに、とりあえず行ってみようかな♪
こんな風に思えた方が一人でも増えたら嬉しいです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。